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日本顎関節症リハビリ研究室 /より安定した快適咬合を求めて

日本顎関節症リハビリ研究室 /より安定した快適咬合を求めて

くいしばりの強い方へ 咬み合わせ不安定症

咬み合わせ不安定症のくいしばりの強い方へ
2006.11.04

ちょっとだけ 強く
歯と歯を 強く食いしばって 噛みぐあいを検査していませんか 

歯と歯の接触点が少し 不足し 安定感少がないと
上下の歯と歯を  強く合わせて グリグリ・ガッツンガッツンという感じで,
自分で意識的に強く噛んで,噛みぐあいを検査したがります.
くいしばり状態でのかみ合わせの検査です.
ここが大切な問題です. 治りにくくする負のスバイラルなのです.

負のスバイラルという理由は,どこで強く 当たっているだろうか 
次に治療に行くときには,どこを削ってもらったらよくなるだろうか
かみ合わせが不安定だと感じるのはよいのですが,
「歯と歯を 強く食いしばっての グリグリ・ガッツンガッツン検査」をして 調べたくなる方がいます.いつも 強く食いしばって 自己診断をしたがります. 
弱く噛んだときの検査では,低い部位を 噛み込んでますから,高いと自己診断にて感じます.
これが悪化の循環,負のスバイラルで 入り込んで抜けらなくなる患者さんがいます.

私からの提案です. スプリントを入れて
数分間 イーウーとアゴのストレッチングの体操をして アゴのクセを減らして
深呼吸 腹式呼吸してから 力を抜いて 弱く速く パパパパ診断してみてください
まず スプリントが 均等になっていますか  少し安定感がありますか

いずれにしろ,スプリントを入れても 強くは 食いしばらないと暗示をかけてください
 唇は 触っても 奥歯は食いしばらないこと.触る感じは,良いです.
 どうせ スプリントが,小さいと少しだけしか接触しないので 安定してないかもしれないのです.
 スプリントを入れたら 特に 唇は 上下くっつけても
 歯と歯は 食いしばらないと 呪文マントラをかけてください
 
10分ぐらいして 
スプリントを入れても  パパパ診断 してみて まあまあ 安定していますか
体操しても10分たっても 安定していますか それならば良いですね

スプリントを外したら どうなっていますか 
ゆっくりとの歯をそっと接触させたら 
つまり パパパパ診断 速く小さく歯と歯を弱く接触させたとき
 どこらへんが接触が弱くて どこが最初に接触しますか
 パパパパ診断の時に,どちらから音がしますか. 

ここが大切です 
クリグリ・ガツンガツン診断ではなくて パパパパ診断です.
グリグリ・ガツンガツン診断診断では,
強く噛むと 顎が,ずれたり捻れて 低いずれたところが強く接触しているように感じます.
アゴのクセに引きずられて 低いところが強く当たると感じてしまいます.
すると 負のスバイラルに 入り込んで 興奮して イライラしてきます.
ますます グリグリ診断して 興奮してきます.

顎の位置は 毎日 少しずつ微妙に変化します.
少しでも良い方向に 全体的に均等に接触し安定するように
少しずつでも接触点を増加させて足したり 削ったりしていきますと,
できるだけ接触点が増えるように,調整していきますと,
より安定してきて,良くなってきます.
必ず 良くなってきます.確信を持って言い切れます. 
グリグリと食いしばらなければ,必ず軽減します.

グリグリ・ガツンガツン診断を絶えずしていく方は,少し難しいです.

患者さんへの大切な注意事項は,食いしばって,グリグリ強く歯を合わせて
 歯の接触状態の検査しないでください.
スプリントを外した直後だけ,ふんわりと,パパパパ診断してください.
スプリントを入れていて,グリグリ・ガツカガツン診断しないでください.
 グリグリと強く噛みしめて,捻ってズラして噛み込んでしらべますと,スプリントを外した直後の接触点の弱い低い部位を 顎が捻れて,強く高いと感じます.患者さんが 感じたとおりに削ると 接触点が少なくなり,ますます不安定になり,良くなることに時間がかかり,時に悪化します.負のスバイラルに入り込みます.

スプリントを外した後に,歯と歯の接触点が少なく,安定感がないと 上下の歯と歯を合わせてグリグリ・ガッツンガッツン検査をしたがります.
自律神経が 興奮して,交感神経優位になります.
実際に,歯と歯は スプリントのように接触点は,しっかりとは当てにくいです.
スプリントを入れた時は,噛みしめないでの検査のつもりで スプリントが しっかりと安定しているかな どうかなと 優しく感じてみてください.
スプリントを 外したときは,スプリントよりも接触点が弱いならば,食いしばらずに唇だけくっつけて 奥は噛まないぞと スプリントは,安定しているかな? スプリントをはずし,そっと噛むとどこが弱いかな,どうかな・いつも同じかな.気にとめていてくださいね.

呪文を唱えてください.
スプリントを入れても外していても,唇はくっつけても 奥は食いしばらないと.

かみ合わせの検査は,食いしばらない状態で,スプリントを10分ぐらい入れていて,外して そっと優しく弱く小さく 速く噛んだときの,パパパパ診断だけにしてみてください.

力を抜いて 噛みしめないでください.かみ合わせは まだ不安定な状態です.
どうしても 噛みしめたいときがあります.
ガムを左右交互にかむのも良いです.チューブ体操,マウスヒットネスのシリコンも良いです.

私は,少しずつですが,スプリントを外しても より安定するように,追加して治療し工夫していきます.
強く噛みしめてかみ合わせを自己診断するは,悪化の負のスバイラルです.
ため息をつくような腹式呼吸して,マントラ 呪文を唱えてくださいね.
お口に何も入れてないときは,食いしばらないこと.
治療して スプリントの様に接触点が多くなりますと 必ず安定します.
スプリントを入れても 食いしばらないこと.
食いしばりたいときは,ガムや昆布,たくわん,シリコンチューブなど
 しっかりと 左右均等に噛んでください.
  食べ物を入れないでの空咬みで,食いしばらないことです.
食いしばって かみ合わせを検査したがらないことです.

かみ合わせの精確な検査は,スプリントを入れておいて 食いしばらない状態で,5-10分した後,スプリントを外した直後の歯と歯を 弱く優しく接触したときの検査だけが アゴと筋肉にとってよりニュートラルな状態の検査です.
力を抜いて 食いしばらないでください.
かみ合わせの検査は,弱く速く小さく,優しく噛んだ時に,左右前後が,しっかりと均等に接触しているか,その方向に治療するのが一番速く安定します.

患者さんと意見が一致しないときは,かみあわせのリハビリ治療は なかなか進みません.
患者さんの自己診断と一致すると 治療はスムーズに行きます.
強く噛まないで スプリントを外した直後の歯と歯の接触状態の検査をしてみてください.2006.11.04

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2007-09-14

咬み合わせが不安定な方で,
強く食いしばったり,
歯と歯を強くこすり合わせて接触させるグリグリ(?? 検査)をしたがる人へ

咬み合わせを補整するブラスチックのスプリントを入れているときも,外したときもグリグリと歯と歯を強く接触させて 安定感を調べたがるクセを持っている方がいます.
実は こういう方は 大変 治りがよくありません.
自分で確かめるように くいしばりのグリグリ検査していると 噛みしめによる筋肉痛が起こります.少しでも 合っていないと,満足しません.実は100点を目指しても歯科治療には,ある程度の限界があります.

弱く小さく咬んで調べるぱパパパパ診断は,してもかまいません.
たいして 力が入りませんので.体操をした後に なさってみてください.

強く力が入りすぎる グリグリ検査は 控えてください.悪化させます.
歯の端が欠けて飛びます.歯が破損し 摩耗します.
 なにより筋肉が疲労します.後で強い筋肉痛が起こします.
どんなによいかみ合わせをバランスを取っても
 摩耗しますし 破損もします.悪循環になります.

日中は,「唇は付けても 奥歯は 強く食いしばらない」ことです.
呪文のように 口の中で言ってみてください.
 
強く咬みたいときは,食事を ゆっくりと一口30回咬んでください.
 または,チューブ体操やガムなどを左右 交互に 均等に咬んでみてください.
スプリントを入れていたら,ダイレクト・スプリント治療したら 前よりも少し安定していたぞ 前より良いぞと感じとることです.
  プラスのサイクルに入る考え方を勧めます.
スプリントを入れていても,食いしばらないことです.
つばを飲み込むとき,歯と歯は,無意識的にそれなりの力で接触します.
 仕方ありません.それはかまいません.

まだ不安定ではないかと,だめ出しするように,強く食いしばったり,歯と歯を強くこすり合わせる グリグリ検査は,絶対におやめください.
不安定なところを探しつづけ,すりつぶしてしまいたいと思って
力を入れて食いしばったり,
またまだ不安定だぞと熱心に探し続けると 負の悪循環に入ります.
強い力での歯と歯のくいしばりは,症状を悪化させます.

少しだけ咬み合わせが甘くても,
意識的に強い力で食いしばらない限り 悪化しにくいのです.

腹式呼吸して ガムや食事で 一口30回 左右交互に 良く咬んでください.

そして ときどきパパパパ検査をしてみましょう.
結果をメモしておいてください.
スプリントを入れても,強く食いしばっては いけません.
パパパパ検査は,良いですよ.かまいません.
少しづつですが,
丁寧に 少しでもバランスが取れるように 咬み合わせの治療をしていきます.
スプリントも いままでま クセが減り,バランスがよくなるように調整していきます.
強い力で食いしばったりするグリグリ検査は,起きているときは,極力控えてください.
 首の周りに多数ある交感神経が緊張しやすく,自律神経にもよくありません.
よくすることも,悪化させるのも,
 強い力でのくいしばりと咬み合わせと関係しています.

 <<<<<< ポイント >>>>>>>>

1.意識的に歯と歯を強く接触させる くいしばりや グリグリ検査は,絶対に控える.
2.上下の唇は付けても 奥歯は 噛みしめないこと.
3. ガムや食べ物を 左右均等に咬んでますか.
  左右が 6対 4なら 良いのですが,
  無意識のうちに  8対2か 9対1の割合で咬んでませんか
4.食事は,ゆっくり 一口30回咬んでください.
  右で5回 左で5回,右で5回 左で5回,後は自由に10回咬んでみてください.
5. スプリントを入れたら,奥歯を意識的に接触させない,食いしばらないという,暗示をかけてください.マントラ
 スプリントをしていないときは,上下の唇を付けて,鼻呼吸を.腹式呼吸を.
6. スプリントを入れて 時々 アゴの体操をして 
  スプリントを入れたり,外したり,パパパパ検査をしてみる.
  頭を上げて.寝た位置で.起きて.体操をした後で.
  左右差があれば,メモをする.


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